03年3月
「ピンポン」
最初の30分ぐらいぜ〜んぜん面白くなくって、「ああ、やっぱり邦画はダメだよ」とワイプしそうになったのだが、窪塚洋介が心を入れ替える頃までガマンしたらなんとか面白くなってきた。
結論として、まあまあよかったか。邦画にしては「観てもいいよ」。
卓球モノならば、松坂慶子と蟹江敬三の「卓球温泉」とどっちがいいかなぁ。
窪塚が松本大洋の絵柄そのもののキャラで、たいした演技力だ。
メガネをかけた男に弱い私としては、ARATAがカワイイ。
とは言え、次に何かで彼を見ることがあっても、メガネかけてなかったらそれまでなんだけどね。
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「ターミネーター」
もちろん昔観たことがあるんだけど、ゴドーと一緒に「2」を観始めてしまい、「1」を観ずに「2」ってこたぁないだろう、と借りてきた。
途中まで「2」を観てしまっているという変則的な観方だがしかたない。
我々も充分面白いと思っていたのだが、ゴドーにとっては「むちゃくちゃおもしろい!」という状態のようだ。
オトナの娯楽だ。楽しみたまえ。
「観てもいいよ」。
「ターミネーター2」
というわけで続編。
私にとってはこっちの方が断然評価が高い。
「1」も悪くないけど、泣ける度合いからすると「2」の方がずっと上。
流体金属にいちゃんもハンサムだし。
しかし、「1」でターミネーターにあれだけ追っかけられた主役の女の人にしてみたら、シュワちゃんの顔を見た時はもう、気絶しそうだっただろうなぁ。
ゴドーとも一緒に観られて、とても楽しかった。
これと、「エイリアン3」が私の映画の金字塔です。
たいへん「観るといいよ」。
「ジャスティス」
ブルース・ウィリス主演の戦争モノ。
と言っても捕虜収容所の話なので、火薬は少なめ。
つかみはOKだったんだが、途中ちょっと眠くなったかな。
でも、後半3分の1ぐらいは面白くって目が覚めたよ。
正義とは、名誉とは、と考えさせられる内容だ。
「ウィンド・トーカーズ」と「ザ・ダイバー」と「大脱走」と「アルマゲドン」を足して、うーん、そうだなぁ、6で割ってみようか。
「観るといいよ」です。
「インソムニア」
アル・パチーノが白夜の街で眠れない眠れない日々を過ごす。
だんだんふらふらになってって、かわいそう。
印象に残っているのはそこだけで、うーんと、警察モノだったような気がするけど、何の事件だったか。
そうそう、ヒューマンが売り物のロビン・ウィリアムスが、たいへん珍しく、とことん悪党をやってた。
まあまあ面白かったかな。
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