14年1月
「終戦のエンペラー」
この映画を観るまで、アメリカ軍が日本人をどう思って「占領軍」としてやってきたのか、ということを考えたことがなかった。
「特攻」しちゃうような人たちの国に踏み込むんだから、おっかないよね。
昭和天皇の描き方も、私は良かったと思う。
戦争はデリケートな話題なので、他の人の意見は違うかもしれないが、天皇をめぐる人々の「畏敬のオーラ」がすごかった。
(今の皇太子なんて、2ちゃんでボロクソだぞ。いいのか、それで)
ただ、最初ちょっと信じられなかったんだけど、これってアメリカ映画なんだよね。邦画じゃないの。
大内くんは、「主演がトミー・リー・ジョーンズである以外、知らない俳優だらけ。向こうでは相当なB級映画だと思うよ」と言う。
でも、これを作ってくれなかったら、私は「天皇の戦争責任」について何も考えずに終わってたかと思い、ちょっとぞっとした。
何でも教養。「観るといいよ」
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